twnovelまとめ【地上アナログ放送終了ネタ】

宇宙では日本のTV放送が大人気、というネタは「ニャル子さんじゃん」と突っ込まれた(笑)。
全く意識してなかったけど、言われてみればそうだなぁ。気付かないうちに刷り込まれていたのか!

tokoya #twnovel アナログ放送終了から数日後、上空にUFOの大群が飛来した。地上に降り立った大使はこう述べた、実は今まで密かに中継衛星でTV放送が傍受され、日本のTVが宇宙では大人気だったと。交渉の結果地デジ中継装置が貸与される事になり、引き替えに地球人は超光速機関を手に入れた

tokoya #twnovel TV電波が脳に侵入してくる。と何年も訴え続けていたのに、誰も信じてはくれず、入院させられそうになる始末。だが、アナログ放送が終了した瞬間、全く電波を感じなくなったではないか。俺は狂ってなどいなかったのだ。そして俺は総務省に電話した「脳で地デジを受信するには…」

tokoya #twnovel 地デジ移行まであと一週間。でも新しく地デジTV買う金は無いので、録画できる地デジチューナーを買ってきた。HDMIでPC用のモニタに接続すれば、液晶TVとして使える。間に合わせにはこれで十分だ。と思ったのだが、実際につないでみて重要な問題に気付いた。モニタが縦だ!

tokoya #twnovel 今年の七夕は日中から天気が良く、夜には空気が澄んで都会でも多くの星を見ることが出来た。人々が家の外に出て夜空を見上げると、不思議なことが起きた。星々が一斉に動き出し、夜空の一角に集まって文章を作り出したのだ。その文章はこう読めた「アナログ放送終了まであと17日」

tokoya #twnovel 7月24日正午に予定通り地上アナログ放送は終了した。停波後はお知らせ画面が表示されていたが、やがてそれも消えて砂嵐になった。考えてみたら砂嵐を見るのはこれが初めてだなぁ。と思いながら見ていると、TVから声が聞こえてきた「これはあなたのテレビの故障ではありません…

tokoya #twnovel 童女は自分が神だと名乗った。不思議とそれは素直に信じる事ができた。神になって半世紀しか経っていないのに、もう消えなくてはならない、と寂しそうに言っていた。消えても僕は忘れないよ、そう言うと童女は嬉しそうに笑った。2011年7月。こうしてアナログ放送の神は消えた。

tokoya #twnovel アナログTV放送の終了を間近に控え、人々が次々と地デジTVに買い換えても、男は何もしようとはしなかった。そしてついにその日がやって来た。男は晴れ晴れとした表情で、こう呟いた「やっとこれで溜まった録画を消化できるぞ」。男の家には、残り一生分の番組ストックがあった