twnovelまとめ【クリスマスネタ】

クリスマス、サンタクロースネタで書いたついのべをまとめてみた。
もっと書いてたような気がするんだが、まとめてみると思ったよりも少ない。twitterでタグを付けずに書いたバカネタが多数あったせいだと思われる(笑)。

tokoya: #twnovel 宇宙人の侵略部隊が地球に到着した。夜の間に兵士達が地上に降下したが、朝になっても地球人は誰もその事に気付かず、平和なひとときを過ごした。宇宙人には二つの誤算があった。一つは地球人と時間の尺度が違う事、もう一つは彼らの外見がクリスマスツリーそっくりだったことだ。

tokoya: #twnovel 壁一面にロッカーのような扉があった。私は最初の扉を開けて中身を取り出した。それは足首だった。次の日は脛、手首、腕、人体のパーツが扉の中から現れ、私はそれを繋ぎ合わせた。最後の扉から出てきた頭で、白髭の太った男が完成した。そしてこう言った「メリークリスマス!」。

tokoya: #twnovel それが深宇宙の何処からやってきたのか、誰にも分からなかった。分かっているのはそれが人間の頭部に覆い被さるように寄生し、その精神に影響を与えるという事だけだ。寄生された人間は陽気な性格となり、プレゼントを配り歩くようになった。赤い三角形のエイリアンを頭部に乗せて。

tokoya: #twnovel 調査団は遺跡から発掘された資料から、滅亡した文明を再現しようと努力していたが、損傷が激しくその作業は困難を極めた。断片をつなぎ合わせてどうにか復元に成功したそれは、調査団が見守る中、ゆっくりと動き始めた。赤い衣装、白髭のその男はこう言った「メリークリスマス!」。

tokoya: #twnovel 彼は事件現場を一瞥すると、パイプに火を点けて静かに語った「事件は解決したよ、ワトソンくん」。「本当かい?密室に何の痕跡も残さず侵入する怪人の謎が解けたって?」。「痕跡はあったよ、ほら」彼が指差した先にはベッドがあり、そこにプレゼントが入った靴下が下がっていた。

tokoya: #twnovel クリスマスにはサンタ衣装の女の子がバイトしているのを良く見かけるが、ほとんどはズボンを履いている。そこが彼には気に入らなかった。そこで彼は魔神を呼び出し、サンタ衣装は必ずミニスカになるように願った。だが彼は重要な事を言い忘れていた。女の子に限る、という条件を。

tokoya: #twnovel 罪を償うため、彼は神から使命を授かり、不死の存在となった。それから彼は毎年人々のために働いた。長い時が過ぎ、彼は人類最後の一人となった。クリスマスの朝、彼の元にプレゼントが届いた。彼、サンタクロースはプレゼントの箱を開け、嬉しそうに微笑んで、永遠の眠りについた。

tokoya: #twnovel 数世紀に及ぶ長い旅を終えて、植民宇宙船は新天地へと降り立った。側面ハッチが一斉に展開された紡錘型宇宙船の姿は、まるで巨大なツリーのように見えた。8代目の船長は全ての船外灯を点灯させ、地上に降り立った人々はその輝きを見上げて、静かに歌った。新世界の初めての夜。聖夜。

クリスマスネタなのに恋愛要素が欠片も無い事に改めて気付く(笑)。
というかタグ付けて書いても基本的にバカネタだなぁ。